しらふでいやっふぅ

しらふなのにテンションの高い私が、なるべくダウナーになろうと試みる日記

つまらなさって想像が難しい

某長期連載漫画をいくつかフォローしている。一時期は、メジャー週刊漫画誌を幼年~おっさん、男性向/女性向ともに一通り追いかけていたので、漫画を読まなくなったもんだと思う。

いくつかフォローしている、という時点で、面白いものを選別しているのだが、面白い連載が続くと、延々とその面白さが続くような錯覚にとらわれる。連載間隔が空いたりすると、それがまどろっこしい。突然未完で終わることは想像できるし、超展開で話が壊れることも想像は容易だが、現実には最も多いパターンである、ゆるやかに退屈なものに変質していく、というのは想像しがたい。なんなんだろうな、これは。

スタジオジブリの映画も、ナウシカ千と千尋くらいまでは劇場公開を見に行ったけれど、スチルや予告編を見た期待と、実際の映画とのギャップを切なく感じたものだった。宮崎駿でさえ、期待ほどではない。たぶん、各断片のクオリティに、ストーリーラインが追い付いていないのだ。その後たくさんの映画やアニメを見て、宮崎が優れた仕事をしたのだと分かった。比較すれば素晴らしいのだ。